ゴールデンウィーク前に!旅行・帰省費を3割削減する予約術
Apr 07, 2026
ゴールデンウィークの旅行や帰省は、行き先そのものよりも「いつ・どこで・どう予約するか」で総額が変わりやすい支出です。
観光庁の2025年4〜6月期調査(2次速報)では、日本人の国内旅行1人1回当たりの旅行支出は4万6,574円、宿泊旅行では7万2,055円でした。中高年が夫婦や家族で動く場合は、交通費と宿泊費が重なるため、予約の工夫だけでも家計への影響は小さくありません。
条件が合えば、早割、比較、日程調整を組み合わせることで、連休時期でも費用差が3割前後になるケースがあります。
まずは「直前に探す前提」をやめることが出発点です。

旅行・帰省の出費を整える 5つの実践ポイント
削減術① 早期予約割引を最大活用する
交通費を抑えたいなら、最初に確認したいのが早期予約です。
ANAの「ANA VALUE・ANA SUPER VALUE」は最大355日前から予約でき、JALの「スペシャルセイバー」は搭乗日360日前から予約可能です。
予約期限は、予約する日時や運賃の空席状況によって28日前・45日前・55日前・75日前のいずれかとなります。
「28日前まで予約できる」とは限らないため、特にGWなど需要が集中する時期は、早い段階で予約枠が締め切られているケースがあります。余裕をもって早めに確認・予約することを強くお勧めします。

新幹線でも、JR東海の「EX早特21」は乗車日21日前の23時30分まで、JR東日本の「新幹線eチケット(トクだ値14)」は14日前の23時50分まで申し込みができます。
東京―大阪、東京―名古屋、東京―福岡のような主要都市間は、出発日が近づくほど選択肢が減りやすいため、日程が見えた段階で先に交通を押さえる方法が基本です。
ただし、GWなど繁忙期は一部の早割商品に設定除外日があるため、予約前に条件確認が必要です。

削減術② 比較サイトで宿と移動を見比べる
1つの予約先だけで決めてしまうと、相場より高い条件で予約してしまうことがあります。
宿泊先を探すときは、
まずトリバゴやトラベルコ、Google ホテル検索のような比較サービスで料金の幅を確認し、そのうえで楽天トラベル、じゃらんnet、Yahoo!トラベル、一休.comなどの予約サイトで、朝食付きかどうか、キャンセル条件、ポイント利用、航空券や新幹線とのセット予約の有無まで見比べると、実際の負担額を把握しやすくなります。
たとえば楽天トラベルは早期予約特集を案内しており、条件に応じて国内宿泊でクーポンが使える場合があります。
じゃらんnetも宿・ホテル予約に加え、航空券や新幹線と宿のセットプランを案内しています。

移動手段についても、
飛行機だけ、新幹線だけと決め打ちせず、スカイスキャナーやGoogle Flightsで航空券の候補日を比べ、NAVITIMEやYahoo!路線情報で所要時間や乗換回数を確認し、高速バスを複数の会社で比べたい場合は、全国200社以上を横断して検索・比較できるバス比較なびや、高速バス・飛行機・新幹線をまとめて比較できる格安移動のような比較サービスが便利です。
JR系列の高速バスを利用する場合は、ジェイアールバス関東・JR東海バス・西日本ジェイアールバスなどJRバス各社が共同で運営する予約サービス「高速バスネット」で空席照会から予約・決済まで行えます。
東京・大阪・名古屋・福岡のような主要都市間でも、こうした手順で総額差が見えやすくなります。
料金の安さだけでなく、駅や空港までの移動、荷物の持ち運びやすさ、変更のしやすさまで含めて比較することが、中高年の旅行・帰省では特に大切です。

削減術③ 平日出発・前後日のずらしで安くする
GW費用を抑えるうえで効果が出やすいのが、出発日を連休の中心から少しずらすことです。
需要が集中する日程は、早割の対象外になったり、安い部屋や座席が先に埋まったりしやすくなります。
反対に、連休の少し前や少し後、あるいは平日を1日含めた日程にするだけで、交通も宿も選択肢が増えやすくなります。
東京や大阪からの観光、名古屋からの帰省、福岡からの家族旅行など、主要都市発でも考え方は同じです。
仕事や家庭の予定が許すなら、「祝日に合わせる」より「混雑日を外す」ほうが、総額を抑えやすくなります。

削減術④ 宿泊先は民泊とビジネスホテルを冷静に選ぶ
宿泊先は温泉旅館だけでなく、ビジネスホテルや民泊まで広げると選択肢が増えます。
ビジネスホテルでは、アパホテルが90日前・30日前・14日前の早割プランを案内しており、東横インにも室数限定・オンラインカード決済限定の早割プランがあります。
東京、大阪、名古屋、福岡では、駅近のビジネスホテルが移動のしやすさと費用のバランスを取りやすい場合があります。
民泊を選ぶ場合は、見かけの料金だけでなく、清掃費、キャンセル条件、届出番号の有無も確認が必要です。
観光庁の民泊制度ポータルサイトでも、住宅宿泊事業法に基づく制度や確認事項が案内されています。

削減術⑤ 交通手段は「慣れ」ではなく総額で選ぶ
移動手段は、毎回同じ方法に決め打ちしないことが節約の基本です。
東京―名古屋は新幹線の利便性が高く、東京―大阪は新幹線、飛行機、高速バスの比較がしやすい区間です。
福岡方面は飛行機の早期予約が有力ですが、荷物の量や空港までの移動を含めると、新幹線や他の手段が合う場合もあります。
自家用車を使う場合も、高速料金、ガソリン代、駐車場代を合算して考える必要があります。
ETC深夜割引は、NEXCO東日本の案内では毎日0時〜4時の利用で30%割引です。なお、この深夜割引制度は今後見直しが予定されており、割引適用時間帯の「22時〜翌5時」への拡大と「ETCマイレージサービス等への後日還元型」への変更が発表されています。
運用開始時期は令和8年度以降とされており、現時点ではまだ従来制度が適用されていますが、利用前に最新情報を確認することをお勧めします。
人数、荷物、乗換負担まで含めた「総額」で比べると、無理のない選び方がしやすくなります。

まとめ
GWの旅行・帰省費は、早期予約、比較サイトの活用、日程のずらし、宿泊先の見直し、交通手段の再検討を組み合わせることで、同じ行き先でも総額差が出やすくなります。中高年の旅行では、安さだけでなく、移動の負担や予約変更のしやすさも重要です。まずは交通を先に比較し、次に宿を複数サイトで見比べる流れにするだけでも、直前予約より落ち着いて判断しやすくなります。
【注意事項】
本記事の情報は2026年3月時点で確認できる公表情報および各社公式案内をもとに作成しています。
運賃、宿泊料金、割引率、対象期間、設定除外日、予約条件、キャンセル規定等は変更される場合があります。
実際に予約する際は、各公式サイトで最新情報をご確認ください。
本記事は特定の旅行商品、宿泊施設、交通サービスの勧誘を目的とするものではありません。
費用や使いやすさは、出発地、利用人数、日程、荷物、座席条件、宿泊条件などにより異なります。
<節約シリーズ 前回の記事>
娯楽・レジャー費を賢く使う!「我慢する節約」ではなく「選ぶ節約」へ
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