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投資用語の基礎 ─ 株式・債券・配当・利回り・金利を知ろう

投資 Dec 15, 2025

先週は投資配信のスタートとして、
「なぜ今、投資が必要なのか」
「詐欺に遭わないための3つのルール」をお伝えしました。

今週は、投資の世界で必ず耳にする基本用語の一部を一緒に学んでいきましょう。

「株式」「債券」「配当」「利回り」「金利」——
聞いたことはあるけれど、実は正確な意味がわからない……
そんな方も多いのではないでしょうか?

難しそうに感じるかもしれませんが、ひとつひとつはとてもシンプルです。
今回は、初心者の方でも安心して理解できるよう、わかりやすく解説していきます。

 

(1)株式とは?

株式とは、企業が資金を集めるために発行する「会社の所有権の一部」です。
株式を購入した人(株主)は、その企業のオーナーの一員となり、企業の成長による利益の分配や、株価の値上がりによる利益を期待できます。

ただし、企業の業績悪化や市場環境により株価が下落し、投資した金額を下回る(元本割れする)リスクがあります。

例えば、あなたがトヨタ自動車の株式を買えば、トヨタの「小さなオーナー」になったということです。
株価が上がれば資産が増え、企業が利益を出せば配当金がもらえる可能性があります。

 

(2)債券とは?

債券とは、国や企業が資金を借りるために発行する「借用証書」のようなものです。
債券を購入した人は、あらかじめ決められた利息を定期的に受け取り、満期には元本が返ってきます。

株式と比べて一般的にリスクが低いとされており、『守りの投資』として位置づけられることが多いです。

ただし、以下のようなリスクがあることに注意が必要です。
・金利変動により債券価格が下落するリスク
・発行体が破綻すると元本が返ってこないリスク(信用リスク)

そのため、信用力の高い発行元を選ぶことが大切です。

 

(3)配当とは?

配当とは、企業が得た利益の一部を株主に分配するお金のことです。
株式を保有していると、企業の業績が良ければ年に1〜2回、配当金が支払われます。

配当は「持っているだけでもらえる収入」であり、株価の値上がりを待たなくても利益を得られる仕組みです。
ただし、企業の業績により配当金が減額されたり、無配当となる場合もあります。

配当が安定している企業の株式は、「インカムゲイン」を目的とした長期投資に適しています。

インカムゲインとは、資産を保有していることで継続的・定期的に受け取れる利益のこと。
ちなみに、資産を購入した価格より高い価格で売却したときに得られる差額利益をキャピタルゲイン、売却による損失はキャピタルロスといいます。

よくある例え
木を植えて果実を毎年収穫するのがインカムゲイン
木自体を高く売って利益を得るのがキャピタルゲイン

 

(4)利回りとは?

実際に得られた利益(または見込み利益)を、元本に対する割合で表したもの。
つまり、「結果」や「実績」に基づく数字です。

利回りとは、投資した金額に対して、1年間でどれだけの利益が得られたのかを示す割合(%)で、投資のパフォーマンスを評価する指標ともいえます。

利回り=すでに出ている成果を反映した数字

例えば、100万円を投資して年間3万円の利益が得られた場合、利回りは3%となります。

利回りが高いほど効率よく資産を増やせますが、その分リスクも高くなることが一般的です。
リスクとリターンのバランスを見極めることが重要です。

 

(5)金利とは?

金利とは、お金を借りたり貸したりする際に発生する「利息の割合」のことです。
銀行預金では「預けたお金に対する利息の割合」、
ローンでは「借りたお金に対する利息の割合」を指します。

金利=仕組みとして固定された数字

例えば、100万円を年利0.3%で1年間預けると、利息は3,000円になります。

現在の日本は超低金利時代であり、預金だけではほとんど資産が増えません。
だからこそ、投資によって資産を増やす選択肢を検討する必要性が高まっているのです。

このように、「利回り」と「金利」は、どちらも「%」で表されるので
混同されがちですが意味と使う場面が全く違います。

利回り:株式、投資信託、不動産投資など、運用結果を評価するもの
金利:預金、ローン、債券の利率など、あらかじめ決まっている利息を表すもの

もっと簡単にいうと
利回りは、「投資」のときに使う
金利は、「貸し借り」のときに使う というようになります。

超低金利時代の日本において、マイナス金利政策が解除される2024年3月以前の銀行の預金金利は0.001〜0.3%程度でした。
解除後に上昇したとはいえ、2025年12月現在の一般的な銀行の預金金利は0.20〜0.60%程度です。
100万円を1年間預けても、利息はわずか数千円程度にしかなりません。

一方、投資信託や株式投資では、リスクを伴いますが、預金金利を上回る運用成果を目指すことができる場合もあります。
ただし、市場環境により運用成果は変動し、元本割れのリスクもあります。

だからこそ、「金利」と「利回り」の違いを理解し、ご自身のリスク許容度に応じて、預金と投資のバランスを考えることが大切なのです。


まとめ

今回は、投資の基本となる5つの用語(株式・債券・配当・利回り・金利)を解説しました。

これらの言葉を理解しておくだけで、これから学ぶ投資の知識がぐっと身近に感じられるはずです。

次回も、初心者でも取り組みやすい投資方法などをご紹介します。

一歩ずつ、確実に知識を積み上げていきましょう。来週もお楽しみに!


【投資に関する注意事項】
本記事は投資の基礎知識を学ぶための教育目的のものであり、特定の金融商品の勧誘や投資助言を目的としたものではありません。
投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。
実際の投資判断は、ご自身の責任において行ってください。


<投資シリーズ 前回の記事>
「投資配信スタート ─ なぜ今、投資が必要なのか/詐欺に遭わないための3つのルール」
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