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5月の旬食材で体調を整えるー食卓に取り入れたい4つの食材と簡単レシピ

健康 May 08, 2026

気温が上がり、日差しが力強くなる5月。
連休が明け、日常のペースが戻ってくるこの時期は、体が「なんとなくだるい」「疲れが抜けにくい」と感じやすいタイミングでもあります。
中高年層の体は、若い頃と比べて栄養を吸収する力や、筋肉を維持する力が少しずつ変化しています。
だからこそ、毎日の食事で何を選ぶかが、体調の維持にじわじわと影響してきます。

そこで注目したいのが、旬の食材の力です。
旬の食材は、その季節に必要な栄養素を豊富に含んでいます。

たとえば初夏に向かう5月は、冬場に蓄えた疲労を回復し、暑い季節に備えて体の土台を整える時期。
この時期に出回るそら豆・新ごぼう・初鰹・びわには、筋肉の維持に欠かせないたんぱく質、腸内環境を整える食物繊維、エネルギー代謝を助けるビタミンB群、皮膚や粘膜の健康を支えるカロテノイドが自然な形で含まれています。
しかも旬の食材は、味がよく価格も安定しているため、日常の食卓に取り入れやすいのも大きな魅力です。

今回ご紹介する4品は、すべて10〜15分程度で作れる、シンプルな調理法ばかりです。
特別な器具も、難しい技術も必要ありません。
毎日の献立の中に、無理なく季節の恵みを一品加えるところから始めてみましょう。


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5月のおすすめ食材
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そら豆/スナップえんどう/新ごぼう/春大根/新じゃが(残り旬)/
初鰹(カツオ)/真鯛/桜エビ/アジ/
びわ/メロン(初出荷)/さくらんぼ(早生) など

この旬食材の中から今回ご紹介するのはこちら

🌿 5月の旬食材まとめ
そら豆:4〜6月が旬の中心
たんぱく質・葉酸・カリウムを豊富に含む春の豆

新ごぼう:4〜6月に出回る若採り
食物繊維(イヌリン)が豊富で腸活に最適な根菜

初鰹:3〜5月の春漁期
高たんぱく・低脂肪で鉄・ビタミンB群が充実した春の魚

びわ:5〜6月が旬の最盛期
β‑カロテン・β‑クリプトキサンチンを含む初夏の果物


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そら豆と豆腐のふんわり蒸し
(たんぱく質×葉酸で春の体をやさしくサポート)
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⚫︎ 旬の食材:そら豆

🌟 料理の特長
下ゆでしたそら豆と木綿豆腐を合わせ、蒸し器またはふたをしたフライパンで弱火10〜12分蒸し上げます。
油を使わずに仕上げるため口当たりがやさしく、噛む力に不安がある方でも食べやすい副菜です。
素材本来の甘みと風味が引き立ち、薄味でも満足感を得やすいのが特長です。

📊 栄養ポイント(そら豆・未熟豆・生 100gあたり)
・たんぱく質 約10.9g(筋肉の材料となるアミノ酸を含む)
・葉酸 約120µg(成人推奨量240µgの約50%を100gでカバー)
・カリウム 約440mg(余分なナトリウムの排出を助ける)
・ビタミンC 約23mg
・ビタミンB1 約0.3mg
※木綿豆腐(約100g)でたんぱく質をさらに約6〜7g追加補給できます。

💚 健康メリット
葉酸は赤血球の形成を助け、細胞分裂にも関与します(厚生労働省・栄養機能食品基準)。そら豆と豆腐のたんぱく質を組み合わせることで、加齢とともに気になる筋肉量の低下(サルコペニア)予防をやさしくサポートします。
油を控えた調理で胃腸への負担が少なく、食欲にむらが出やすい季節にも無理なく続けられる一品です。

🛒 材料(2人分)
・そら豆(さやつき) 約300g(正味100〜120g)
・木綿豆腐 1/2丁(約150g)
・塩 少々(下ゆで用)
・薄口しょうゆ 小さじ1
・だし 大さじ2
・ごま油 小さじ1/2(仕上げ用)

👩‍🍳 作り方
1. そら豆はさやから出し、黒い筋の反対側に浅く切り込みを入れる。
2. 塩ゆで(湯800mlに対し塩約15g)で約2分下ゆでし、薄皮をむく。(ゆですぎると色が変わりやすいため、2分を目安に引き上げる)
3. 木綿豆腐は耐熱皿に乗せ、ラップなしで電子レンジ600W・1分加熱し、水切りする。手で粗くほぐす。
4. 耐熱皿にそら豆と豆腐を混ぜ、だし・薄口しょうゆをかける。
5. 蒸し器またはふたをしたフライパン(底に湯を張る)で弱火10〜12分蒸す。
6. 仕上げにごま油を少量たらして完成。

💡 コツ
下ゆでは「短めの約2分」がポイント。
色鮮やかに仕上がり、この後の蒸し工程でちょうどよい柔らかさになります。
豆腐はしっかり水切りすることで、仕上がりがべちゃつかずふんわりとした食感になります。


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新ごぼうと油揚げのやわらか甘酢煮
(食物繊維×イヌリンで腸内環境を整える)
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⚫︎ 旬の食材:新ごぼう

🌟 料理の特長
通年ごぼうより繊維が柔らかく香りもやさしい新ごぼうを薄切りにし、油揚げの旨みと合わせて甘酢(酢・みりん・砂糖・しょうゆ)で軽く煮詰めます。
酢の酸みが食欲をほどよく刺激し、甘酸っぱいやさしい味わいに仕上がります。
冷めても美味しく、常備菜としても活用できます。

📊 栄養ポイント(ごぼう・根・生 100gあたり)
・食物繊維総量 5.7g(水溶性2.3g+不溶性3.4g)
・水溶性食物繊維の主成分はイヌリン(腸内細菌のプレバイオティクスとして機能)
・クロロゲン酸(ポリフェノールの一種、抗酸化作用が報告されている)
・カリウム 約320mg

💚 健康メリット
イヌリンをはじめとする水溶性食物繊維は、腸内のビフィズス菌を増加させ、腸内環境を整えるプレバイオティクス作用を持つことが複数の研究(名古屋市立大学メタアナリシス・藤田医科大学研究 2025年)で報告されています。
不溶性食物繊維は腸の蠕動運動を促し、便通を助けます。
酢を使うことで塩分を控えながら味に深みが出るため、血圧が気になる中高年の方にも取り入れやすい一品です。

🛒 材料(2人分)
・新ごぼう 1本(約150g)
・油揚げ 1枚
・酢 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1
・だし 100ml

👩‍🍳 作り方
1. 新ごぼうはよく洗い、皮ごと斜め薄切り(2〜3mm)にし、水に2〜3分さらしてアクを抜く。
2. 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、短冊切りにする。
3. 鍋にだし・酢・みりん・砂糖・しょうゆを合わせて中火にかける。
4. ごぼうと油揚げを加え、落とし蓋をして弱火で8〜10分、ごぼうがやわらかくなるまで煮る。
5. 汁気が少し残る程度で火を止め、粗熱を取りながら味を含ませる。

💡 コツ
水さらしは2〜3分が適切です。長くさらしすぎると水溶性の栄養素が流れ出るため、さっと行う程度で十分です。
仕上げに少量の汁気を残すことで、冷めても乾かずしっとりとした食感が続きます。


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初鰹の香味みそ焼き
(高たんぱく×ビタミンB群でエネルギー代謝をサポート)
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⚫︎ 旬の食材:初鰹(春獲りカツオ)

🌟 料理の特長
みそ・酒・みりん・おろし生姜で作った香味だれをカツオの切り身に塗り、余分なだれをキッチンペーパーで軽く拭き取ってからフライパンで弱めの中火で片面2〜3分ずつ焼き上げます。
仕上げに青じそを添えることで、みその旨みに爽やかな香りが加わります。
刺身で食べるイメージが強い初鰹を、加熱調理で食べやすく仕上げた一品です。

📊 栄養ポイント(かつお・春獲り・生 100gあたり)
・たんぱく質 25.8g(高たんぱく・低脂質の組み合わせ)
・脂質 0.5g(秋の戻り鰹より大幅に少ない)
・鉄 1.9mg(赤血球のヘモグロビン生成を支援)
・ナイアシン 19mgNE(糖質・脂質の代謝をサポート)
・ビタミンB12 8.4µg(成人推奨量2.4µgの約3.5倍)
・ビタミンB6 0.76mg

💚 健康メリット
初鰹の高いたんぱく質(100gあたり25.8g)は、加齢に伴う筋肉量の低下(サルコペニア)予防に有効な可能性があることが、厚生労働省e‑ヘルスネットでも示されています。
ナイアシンとビタミンB6・B12はエネルギー代謝を助け、春先の疲れを感じやすい時期の体をサポートします。
脂質が少ないため胃もたれしにくく、消化機能が低下しやすい中高年層にも取り入れやすい食材です。
みそには大豆由来の植物性たんぱく質が含まれており、風味付けにもなります。

🛒 材料(2人分)
・初鰹の切り身 2切れ(計約200g)
・みそ 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1/2
・おろし生姜 小さじ1
・青じそ 4枚(仕上げ用)
・ごま油 小さじ1/2(フライパン用)

👩‍🍳 作り方
1. みそ・酒・みりん・おろし生姜をよく混ぜ合わせ、香味だれを作る。
2. カツオの切り身の両面に香味だれを塗り、15〜20分置く。
3. 焼く前にキッチンペーパーで表面の余分なみそだれを軽く拭き取る(焦げ防止のポイント)。
4. フライパンにごま油を薄く熱し、弱めの中火でカツオを並べ入れる。
5. 片面2〜3分ずつ、焦がさないよう注意しながら両面を焼く。
6. 器に盛り、青じそを添えて完成。

💡 コツ
余分なみそだれを焼く前に拭き取ることが、焦げ防止の最大のポイントです。
火加減は「弱めの中火」を保ち、強火にしないことでしっとりとした仕上がりになります。
焼きすぎると身が硬くなるため、中心部にわずかにピンク色が残る程度で火を止め、余熱で仕上げるとよいでしょう。


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びわのやさしいレンジ・コンポート
(β‑カロテン×β‑クリプトキサンチンで皮膚・粘膜の健康をサポート)
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⚫︎ 旬の食材:びわ

🌟 料理の特長
皮をむき種を除いたびわに砂糖とレモン汁を加え、電子レンジで短時間加熱するだけで完成する手軽なコンポートです。
火を使わず鍋も不要なので、暑くなり始める5月でも台所に立つ時間が最小限で済みます。
甘さを最小限に抑えることでびわ本来の上品な風味と自然な酸みが生き、食後のデザートとして口の中をさっぱりさせてくれます。
冷蔵庫でよく冷やすと、爽やかな余韻が一層楽しめます。

📊 栄養ポイント(びわ・生 100gあたり)
・β‑カロテン 約510µg(体内でビタミンAに変換されるプロビタミンA)
・β‑クリプトキサンチン 約600µg(カロテノイドの一種、同じくビタミンA前駆体)
・カリウム 160mg
・食物繊維 1.6g
・エネルギー 約40kcal(低カロリーで食後のデザートに最適)

💚 健康メリット
β‑カロテンとβ‑クリプトキサンチンは、腸内でビタミンAに変換されます(厚生労働省eJIM)。
ビタミンAは「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」であり、「夜間の視力の維持を助ける栄養素」でもあります(消費者庁・栄養機能食品基準)。
加熱により果肉が柔らかくなるため、咀嚼に不安がある方にも食べやすく、少ない糖分で自然な甘みを楽しめるため、食後の血糖上昇が気になる方にも取り入れやすいデザートです。

⚠️ 注意事項
びわの種・種の周辺の白い部分にはアミグダリン等のシアン化合物が含まれており、食べられません。
果肉のみをお使いください(農林水産省注意喚起情報)。

🛒 材料(2人分)
・びわ 4〜5個(正味約150〜180g)
・砂糖 大さじ1
・レモン汁 小さじ1

👩‍🍳 作り方
1. びわは流水でやさしく洗い、皮をむいて縦半分に切り、種と種の周囲の白い薄皮を丁寧に取り除く。
2. 耐熱容器にびわを並べ入れ、砂糖とレモン汁を全体にまんべんなくかける。
3. ラップをふんわりとかけ、電子レンジ600Wで2分加熱する。
4. 一度取り出し、軽く混ぜてアクを取り除く。果肉の硬さを確認し、まだ固い場合は30秒〜1分追加で加熱する。
5. 粗熱を取り、冷蔵庫で30分以上冷やして完成。

💡 コツ
加熱時間は「2分から様子を見る」のが鉄則です。
びわの果肉は加熱しすぎると崩れやすくなるため、追加加熱は30秒ずつ少しずつ確認しながら行ってください。
レモン汁を加えることで、βカロテンの酸化を防ぎ、びわの美しい橙色が保ちやすくなります。


まとめ

5月の旬食材—そら豆・新ごぼう・初鰹・びわ—は、それぞれ異なる栄養素を持ちながら、4品合わせることで「たんぱく質」「食物繊維」「ビタミンB群」「カロテノイド」をバランスよく摂れる組み合わせになっています。
どれも「やわらかい」「香りがよい」「塩分や脂質を控えめにできる」という点で、中高年層の方が無理なく続けやすい食卓づくりに役立ちます。
旬の食材は価格が安定し、鮮度も高い時期です。今週の献立に、ぜひ取り入れてみてください。


【注意事項】
本記事に記載の栄養数値および健康情報は公的機関・信頼できる情報源に基づいています。特定の疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
持病をお持ちの方・お薬を服用中の方・食物アレルギーのある方は、実践前に医師・管理栄養士にご相談ください。


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