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NISA銘柄の選び方〜初心者におすすめのインデックスファンド3選〜

投資 Apr 20, 2026

NISAを始めたいけれど、何を選べばよいかわからない方へ

「NISAを始めてみたいが、商品が多すぎて選べない」
そう感じる中高年の方は少なくありません。

2024年から始まった新しいNISAでは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円、合計で年間360万円まで利用でき、非課税保有限度額は生涯で1,800万円となりました。制度は使いやすくなりましたが、そのぶん「何を選ぶか」が大切になっています。

50〜70代の中高年層にとっては、単に話題の商品を追うよりも、仕組みが理解しやすく、無理なく続けやすい商品を選ぶことが重要です。
そうした観点から、初心者が検討しやすいのが、市場全体の値動きに連動することを目指すインデックスファンドです。


インデックスファンドを選ぶ前に確認したいこと

まずは「何に連動するか」と「値動きの受け止めやすさ」
インデックスファンドを選ぶとき、最初に見たいのはどの指数に連動する商品かです。
全世界株式に広く分散するのか、米国株式に絞るのか、株式だけでなく債券やREITも含むバランス型にするのかで、値動きの特徴は大きく異なります。

次に確認したいのが保有中のコストです。
投資信託では、長く持つほど信託報酬の差が積み重なります。さらに中高年の資産形成では、価格変動に対して「自分が持ち続けられるか」を考えることも大切です。価格が上下したときに不安でやめてしまうようでは、長期で積み立てる意味が薄れます。


NISAで検討しやすいインデックスファンド3選

今回取り上げる3選は、いずれも金融庁のつみたて投資枠対象商品届出一覧および、三菱UFJアセットマネジメントのつみたて投資枠対象商品リストで確認できる商品です。つまり、制度面でも初心者が検討しやすい条件を満たしたファンドとして位置づけられています。

1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
1本で世界に広く分散したい人向け
このファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指し、日本を含む先進国・新興国の株式に幅広く投資する商品です。特定の国に偏らず、まずは広く分散したい方に向いています。
信託報酬は年0.05775%以内(税込)で、低コストも特徴です。

「どの国が今後強いのか自分では判断しにくい」「まずは1本で広く持ちたい」という中高年の初心者には、考えやすい選択肢です。
一方で、世界全体の株式に投資するため、相場全体が下がる局面では基準価額も影響を受けます。

2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国中心で考えたい人向け
このファンドは、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)への連動を目指す商品です。米国の主要企業に投資する形になるため、投資対象が比較的わかりやすいのが特徴です。信託報酬は年0.08140%以内(税込)です。

米国市場の成長力に期待して選ぶ人は多い一方で、投資先は実質的に1か国中心です。全世界型に比べると地域分散は狭くなります。そのため、「米国を軸に考えたい」という方には候補になりますが、集中しすぎが気になる方は全世界型やバランス型と比較して考えるのがよいでしょう。

3. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
値動きの幅をやや抑えたい人向け
このファンドは、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に原則均等に分散する商品です。株式だけでなく債券やREITも含むため、株式100%型に比べると値動きがやや緩やかになりやすい特徴があります。信託報酬は年0.143%以内(税込)です。

「大きな値動きには不安がある」「1本で資産の種類も分けたい」という中高年には、検討しやすい選択肢です。ただし、株式一本に比べると値上がり局面での伸びが穏やかになる場合もあります。安定感を重視するか、成長性をより重視するかで向き不向きが分かれます。


自分に合う1本をどう考えるか

「人気」よりも「続けやすさ」で考える
3本を整理すると、広く世界に分散したいなら全世界型、米国中心で考えたいなら米国株型、値動きの大きさをやや抑えたいなら8資産バランス型という見方ができます。ただし、どれが最もよいかは人によって異なります。退職後の生活資金を使う時期が近い方と、まだ長く運用期間を取れる方では、選びやすい商品も変わります。
NISAは便利な制度ですが、元本保証の制度ではありません。非課税で保有できることと、値下がりしないことは別です。価格変動や為替変動の影響を受ける点を理解したうえで、目論見書や商品概要を確認し、自分の生活設計に合うかを見ながら選ぶことが大切です。


まとめ

初心者の第一歩は「理解できる商品」を選ぶこと
NISAでインデックスファンドを選ぶときは、何に連動する商品か、コストはどのくらいか、自分が値動きを受け止められるかを確認することが基本です。今回ご紹介した3本は、いずれも初心者が比較しやすい代表例ですが、選ぶ基準は一人ひとり異なります。
中高年の資産形成では、「話題だから選ぶ」のではなく、理解できて、無理なく続けられるかどうかがとても重要です。最初から完璧な商品を探すより、自分の目的と許容できる値動きに合ったものを選び、制度を正しく使っていくことが、落ち着いた第一歩になります。

【注意事項】
本記事は、2026年4月時点で確認できる公的機関および運用会社の公表情報に基づく一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入、売却、保有を推奨するものではありません。投資信託は元本保証ではなく、価格変動リスク、為替変動リスク等により損失が生じる場合があります。実際の投資判断は、最新の目論見書、商品概要、手数料、リスク説明等を確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。


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